準中型免許で運転可能な車両
後方部分に荷台が設置されているトラックは、車両の大きさで必要な免許が変わります。中でも取得のしやすさで選ぶ人も増えているのが、準中型免許です。普通自動車免許と中型免許の中間に位置する免許になります。中型免許に、「普通自動車免許の取得から2年の経過期間」という条件が含まれているのに対して、準中型は設定されていません。18歳以上の年齢条件さえクリアーすれば、取得することができます。運転できるトラックは、総重量3.5tから7.5t、積載量2tから4.5tまでの車両です。準中型免許を取得していれば、大手配送業者が荷物の運送に使っている車両などでドライバーとして働くことはできます。
幅広い配送ドライバー職に就ける大型自動車免許
数ある自動車免許の中でも、取得の難易度が高めと言われているのが大型自動車免許です。大型自動車免許は、普通自動車免許を取得してから3年以上経過していなければ試験を受けることができません。日本では自動車免許の取得は18歳からと法律で定められているため、大型に挑戦できるのは、21歳以降になります。取得の難易度が高いと言われる大きな理由は、運転する車両の大きさです。大型自動車免許を取得していると、総重量11t、積載量6.5tまでのトラックドライバーになることができます。車は車体が大きくなるほど高度な運転技術が必要とされるため、実技試験で落ちてしまう人も少なくありません。いきなり大型に挑戦するよりも、準中型や中型で経験を積んでから試験に望む方が、合格率が高くなります。
トラックドライバーの求人へエントリーするためには、自動車の運転免許が必要です。中型自動車運転免許や大型自動車運転免許やけん引免許などを取得しておくとよいでしょう。